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今、世界のマーケットが大きく変貌しつつある中で我が社の経営理念が試される転換期であると感じています。
弊社は長年に渡り貿易商社として活動して参りました。 その中で、経営理念として持ち続けている"現場を把握する"ということがこれからのマーケットの中で国内外を問わずより一層重要になってくると確信しています。
すなわち、顧客というものを越えてエンドユーザーに対し満足のいく商品を供給するのは勿論の事、アフターケアやサービス面においても直接お客様のニーズというものを最前に考え行動をしていくというところにあります。それと同時に、メーカーや生産者の要望・意見をも踏まえて行動をしていくといった合理的かつ迅速な対応が必要であると考えます。
近年、決して好ましいとは言えない経済状況の中では"商社”や”問屋”といった仲介機能として働いている企業の役割が薄くなっているのではないか、コストを削減し価格を下げマーケットの中で生き残りをかけ競争していく為にはダイレクトにビジネスを展開していく事が必至なのではないか、こういわれている風潮の中で我々は絶好のチャンスだと認識しています、なぜなら、まず第一に我々には多数のアイテムを扱うといった中での選択肢が多くあります、その中で先ほどにも明記しました世の中でのトレンド・お客様のニーズというものを最前に考えれるということ、それと同時にトレンドやニーズだけを追うのではなく、メーカーや生産者の主力商品を含む様々なアイテムを様々な国々の人々に提案していくという”Skill”もあります。ただ単に、コストを下げ価格競争だけをしていくのではなくその中にクオリティーをも踏まえていかなければ、お客様の満足は得れないと我々は考えます。
勿論、我々は”物”(PRODUCTS)を扱い其れを元に会社として運営しています、しかし弊社は”物”を売っているのではなく、お客様・供給者に対して”信用”を買っていただいているのだと考えます。そういった、いわゆる”顧客満足”というものが最大の的であると考えます。近年、大学などの授業でも経営学の一貫として”顧客満足”が盛んに言われていますが、我が社ではビジネスをしていくにあたってそういった事を理論としてではなく常に践として現場を理解し行動をして来ました。現在、世界の中での日本・アジアの中での日本という位置付けがもう既に変っています、マーケットの変化とエンドユーザーの変化、そういった事に対して常に前向きに、そして迅速に対応していくことが重要であると思いますと同時に、我々の理念をこれからも行動として実践し邁進していく次第であります。 |
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